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「あれ、どこ?」をゼロへ!小学校学童現場をスッキリ整頓!環境改善実績(堺市南区)

収納棚のビフォーアフターと、整理収納アドバイザーが笑顔で立っている様子。棚の中身を分類し、書類や備品が使いやすく整理されている。
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ぱっと読むための目次

ご依頼のきっかけと希望をヒアリング

今回は、堺市南区御池台にある学童クラブ様からのご依頼でした。
学童現場の備品棚や本棚などの、整理収納サポートを行いました。

ご依頼をいただきありがとうございます!
教育の現場でのサポートに力を入れていますので
ご縁をいただき嬉しいです!

まずはヒアリングに現場に伺いました。

  • ヒアリング1時間(現在は無料)
  • 交通費は実費請求(近隣にてサポートがある場合は、応相談)
  • 現状のお写真を記録として撮影

学童という場の事を理解していただき、とても良かったです

「働いている人」が1番、その場所を理解しています。
ご希望、困りごとをしっかり聴くことで、自ずと解決
できていくのが「環境」です!

2回の訪問でスッキリ整頓!

学童クラブの主任さんをリーダーに、学童現場の備品棚や本棚などの、整理収納サポートを行いました。

1度目の訪問:2時間/スタッフ12名で作業
2度目の訪問:1時間/スタッフ8名で最終調整

短時間のスポット作業でも、主任の先生を筆頭に、全ての先生方が先に考えて動いてくれていました。

自分たちで先に整理して、できる範囲で捨てておきました!

という、前向きな動きをしてくださっていました!

すごいです!!

どんどんと動かれる先生方の、サポートを当日はさせていただきました!

とにかく出して、全体を“見える化”!

まずは全部出す
これが整理のスタートです。

備品棚の中には、文房具・テープ類・お菓子・教材などさまざまなアイテムがぎっしり詰まっており、どこに何があるかが分かりづらい状態でした。

備品棚の整理前の様子。テープや文房具などが雑多に詰め込まれており、ものの位置が定まっていない状態。
事務用品が詰め込まれた収納棚。養生テープやビニールテープ、マジックペンなどの箱やケースに分類されているが、全体的に雑な印象。
木製棚に3段のプラスチック収納ケースが入っており、一番下の引き出しにスナック菓子がぎっしり収納されている。 上には缶や箱も置かれ、整理前の状態を表している。
学童施設内の収納棚のフォー写真。棚には紙類、書類、箱入りお菓子などが無造作に置かれており、バラバラなバスケットやダンボール箱が使われています。

一度すべてを出すことで、

  • どんなモノがあるのか?
  • 何が重複しているか?
  • もう使っていないモノはないか?

これらを、確認をします。
確認をすることで、全体が“見える化”されます。
それを元に、整理の方針も決めて行きます。

ラベルを付けて文具や資料を整理した棚の「After」。テープやインク、折り紙など種類ごとに。
マグネットでラベリング。
モノが移動した時にラベルも移動できる仕組み。
テープや折り紙などの材料をボックスで仕分けした「After」の収納棚。
手に取りやすいモノから上段へ収納、下段はストック。
折り紙がボックス収納されて、見つけやすい状態に。
お菓子をサイズ別にラベリングした収納引き出しの「After」の様子。
大きいラベリングにして、迷わずにとれる。
工作用品や文具を種類ごとに配置した棚の「After」。 段位にはファイル類、下段にはボックス収納が並んでいます。
モノの整理ができたら、「よく使う順」に収納。

大人が使う場所のご希望

先生方が使う机や、その隣の棚は、これまで使用してきたモノがたくさん入っています。
みんなでこれからも共有するためには

  • ラベリングをする
  • すぐに戻せるゆとりを整理で作る
  • カテゴリーごとに直感的に分かるようにモノを集める

そういう状態が望ましいと考えて、サポートを行いました。

棚の中がファイルやかご、箱などで詰め込まれており、整理されていない状態の写真。棚には文房具や書類、日用品が混在して収納されている。
引き出しの中にペンチやハサミ、クリップ、懐中電灯、アルミホイルなどが揃って収納されており、道具と日用品が混在している状態。
文房具、書類、衛生用品などが詰め込まれたキャビネット。棚の上には扇風機が置かれている。

まだ使えるかな、と思って、これまでは減らせなかったんです…

…とっってもわかります!!
判断基準としては「この1年使わなかった」という、時間軸で決める方法がシンプルです

文具や書類をジャンルごとにラベリングして整理した棚の「After」。無駄なく取り出しやすく収納されている。
扉を外してオープン収納に!よく使う書類を上段へ、天面には「1番よく使うモノ=共有携帯、電話」を置いて、1アクションでとりやすく。
マグネットラベルで「何がどこにあるか」も見つけやすく仕組み改善。
引き出しの中のスペースを箱で区切って、懐中電灯や備品を整理した「After」。同じ用品がひとまとめになっている。
必要なモノだけになった引き出しは、モノが探しやすい!
箱も「ざっくり分ける」くらいの8割収納だと手が入れやすい。
大判の用紙や工作材料を棚に分類して収納した「After」。
「工作に使うモノ」として同じカテゴリーを集合。
引き出しケースやトレイを使って分類された収納棚の「After」。はさみや文具、書類がすっきり見渡せる。
「勉強に使うモノ」としてプリント類が集合。子供に渡しやすい。

何があるかわかる!

次にしたいことが、すぐできる!

このように、目的に合った状態を目指して収納すると、仕事環境のストレスも減ります。

モノがきちんと「使いたい場所にある」だけで、見た目も、気持ちも整います!

子どもたちの使う場所でのご希望

  • 使いやすくしてあげたい
  • 本を落とさないようにしたい
  • 危なくないようにしたい
整理前の本棚の様子。 漫画や本が詰め込まれた木製の本棚の上に、ファブリック製の収納ボックスが3つ置かれています。 棚の端はテープで補強されており、床には床が見えています。
前後に本・漫画が収納されているため落ちてしまう。
積み重ねられたボードゲーム、権利には漫画が並ぶ2列の本棚。
ボードゲームや本・漫画が色々収納されていて戻す時に分かりにくい

多くの子どもたちを預かるからこそ、環境の仕組みは大切です。

本棚を使いやすいサイズに更新してはどうでしょう?
上にモノを置かなくて済むように整理をしましょう!

学校の廊下に設置された本棚の「整理後」の様子。 漫画や本がシリーズごとに整然と並べられている。
一列の薄型本棚に買い直し、上部のボックスも整理して撤去。
ラベル付きの布製ボックスを棚に整理した「After」の様子。
制作物を入れる棚として集合し、ラベルも大きく見やすく。

現場の声を聞きながら「使いやすい配置」を一緒に考える

収納のゴールは
「取り出しやすさ」
「戻しやすさ」です。

例えば、

  • 子どもが使うハサミや折り紙は低い位置に
  • 使用頻度の高いテープ類はワンアクションで取り出せる場所へ
  • 季節で使うモノはまとめてラベリング

など、現場先生方の声を聞きながら「実際の使いやすさ」にこだわって配置しました。

綺麗に収めることが、目的ではありません。
使う人・戻す人が複数いるからこそ、みんなが分かりやすいことが大事です!

大きくラベリングして“迷わない収納”に

透明のケースや色分け、ラベル表示を工夫して、

  • 何がどこにあるのか
  • 誰でもすぐに使える
  • どこに戻せばいいか迷わない

という収納に整えました。

お菓子の収納ボックス、手書きのラベリングで使っている引き出し
大・中・小、書いてあったので分類は完了済み
お菓子をサイズ別にラベリングした収納引き出しの「After」の様子。
大きく同じ大きさのラベルで見やすく、迷いなく選べる引き出しに!
工作用品の棚のビフォーアフター画像。ラベリングして種類ごとに収納し直し、下段にもカゴを使って整理されている様
プリントや書類を個人ごとにファイルし、学年ごとにファイルボックスを立てて収納したビフォーアフターの様子。棚の中にまとめて入れることで見た目も使いやすさも改善されました
上から見た棚の縁に【学年・のび・すく】テープをラベリング。

子どもたちの目線にも配慮し、見やすく・使いやすくする工夫も盛り込みました。

これで完成ではなく「試してどうだったか?」
「もっとこうした方がいいかも?」という、試行錯誤と改善が、整理収納には大切な姿勢です。

この後どうなったか、また相談して欲しいです!

職員の皆さまの声、ご感想

学童という場のことを理解していただき、それに合った形でサポートしてもらえました!

子ども達にとっても、指導員にとっても良い環境になりました!

お話もとてもわかりやすく丁寧で、尚且つとても親しみやすさがあり、安心してサポートを受けることが出来ました。

乱雑になっていた物の場所が、集まって使いやすくなりました!

収納に関する考え方が変わりました!

実際に現場で働かれる方の視点に寄り添いながら、サポートをできたこと、私もとても嬉しいです!

教室内で複数人が片づけ作業を行っている様子。棚の整理テーブルの上にも書類や道具が置かれている
棚の前で作業中のスタッフが、収納スペースを整理している様子。
シンク下収納のビフォーアフター。掃除道具や洗剤を容器ごとに分けて、整えた「After」。
不要なトースターを手放して、後まで見えて使いやすく。
同じカテゴリーをボックス収納して見つけやすく。
木製のオープン棚を撤去し、そのスペースに鍵付きのロッカーを複数設置したビフォーアフター。 開いた収納を扉付きに変えることで、中身が見えず安全性と鍵付きセキュリティが向上し、個人の物品管理がしやすくなりました。
先生方の荷物置き(鍵付きロッカー)を新設されました!
モノを減らしてスペースの確保を、努力された賜物です。

リーダーの主任さんが率先して整理を進めてくれて
時間を合わせて来てくれた先生方が「こうしたら使いやすそう」と、主体的に各場所で動いてくださいました!
私は大きくモノの位置決め」や「分類のポイント」を、要所要所で助言をして回りました

多くの人が共有する環境こそ、プロの力を

シャボン玉で遊ぶ子どもの様子

学童クラブは子どもたちが、放課後や長期休暇で時間を過ごす場所です。
安全性や快適さを重視したい一方で、収納スペースは限られており、日々の活動の中でつい後回しにされがちです。

また、それを支える先生方も
安全に気を配りながら、子どもの心にも寄り添う
という大変な作業をされています。

まずは
保育・教育する大人が「現場でゆとりを感じること」

そして、そういう環境が整うと

  • 準備や片づけがラクになる
  • 子どもも先生もストレスが減る
  • 探し物がなくなることで、業務効率がUP

という、良い循環が生まれます!

「もっと良くしたい」「プロの視点が欲しい」と感じたら…

「どこから手をつけていいか分からない」
「そもそも時間がない」
「どうせまた散らかるし…」

そんなときこそ、外からの視点やプロの手を取り入れてみてください。
たった数時間でも、現場の声を活かしながら整えれば、続けられる仕組みをつくることができます。

堺市を中心に、関西一円で出張対応をしています。
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