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命を守るお片づけ!今日からできる減災対策の第一歩

日没の光を背に、赤ちゃんを両手で抱き上げて見つめる母親
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堺市堺区在住・整理収納アドバイザーの
津梅(つばい)ふみえです。
アドバイザー歴5年目。お片づけサポートや、セミナー開催の活動をしています!
InstagramXでも発信中 ♪津梅さんのプロフィールはこちら

堺市北区の子育て広場「ひよこっこ」様にて、防災お片づけ講座を開催しました!

赤ちゃんや未就学児のお子さんを育てるママたちが、子育ての合間に参加してくださいました。
今回は、日々の暮らしの中に取り入れられる「減災につながるお片づけ」についてお話しました。

ぱっと読むための目次

堺市の子育てサークルでお片づけ講座開催

防災をテーマに親子で参加するセミナーの様子


会場には、赤ちゃんや小さなお子さんを連れたママたちが集まり、保育サポートをしてくださる支援者の皆さんのおかげで、安心してご参加いただけました。

参加してくださった皆さんは、メモを取りながら真剣に聞いてくださり、防災について「今日からできること」をたくさん持ち帰ってくれました。

「子どもを見ながらだけど、真剣に聞きました」
そんな一言が、私にとって何よりの励みです。

お片づけは命を守る減災行動

セミナーでは一貫して、「お片づけ=減災」という視点でお話しました。
ただ家をスッキリさせるだけでなく、“避難経路”を確保する行動そのものが、命を守るお片づけなのです。

お片づけと聞くと「家をきれいにすること」「整理整頓すること」と思いがちですが、実は防災と大きくつながっています。
日頃のお片づけは「命を守る行動=減災」そのものです。

たとえば、こんな場所に物を置いていませんか?

  • 廊下や階段に荷物を置く
  • 玄関に段ボールや不要な荷物を積み上げる
  • 床に物を置きっぱなしにしてしまう

災害時、避難しようとした瞬間に通路がふさがっていたら、命取りになる可能性もあります。
普段から通路や玄関をスッキリ保つことで、いざというときの「逃げ道」を確保できます。
小さな積み重ねが、非常時には数秒の命の差を生むのです。

防災リュックは玄関に収納!取り出しやすさがカギ

防災をテーマに親子で参加するセミナーのスライド

セミナーの中で最初にお伝えしたのが、防災リュックの置き場所についてです。
防災リュックや備蓄品は 玄関近く に収納するのがベストです。
理由はシンプルで、「すぐに持ち出せるから」。

防災リュックは使う頻度が低いからこそ、取り出しにくい場所に置きがちですが、非常時には一瞬の判断が重要です。
また、食料や水の入れ替えもしやすくなるので、管理もしやすくなります。

もし玄関に不要な荷物が置きっぱなしになっているなら、まずはそこから見直しましょう。
「なんとなく置いていた物」を減らすだけで、家の安全性は大きくアップします。

このセミナーの大事なポイント

多すぎる情報は、混乱しますよね。
今回のセミナーでは、以下の2点についてお伝えしています。

防災をテーマに親子で参加するスライド

寝ている時こそ備えが必要!盲点になりがちな夜の防災準備

木製フレームの子ども用ベッドと寝室の様子

防災対策というと、つい「備蓄」や「道具」が浮かびますが、それは本質ではありません。
多くの方が見落としがちなのが「寝ている時間の災害対策」です。
地震はいつ起こるかわかりません。夜中、暗くて靴もない状態での避難は想像以上に危険です。

そこでおすすめしているのが、

  • ベッドや布団のそばに ヘルメット を用意しておく
  • 小さなライトを枕元に置いておく

夜中に地震が発生した場合、まず足を守ることが大切です。ガラスの破片や倒れた家具で足を怪我すると避難ができなくなってしまいます。
寝ている時間も「災害に遭うかもしれない時間」と考えて備えておきましょう。

住む場所選びも、防災の第一歩

歓迎しますという雰囲気のある家

もうひとつ大切な視点は、“場所での備え”です。

特に若いご家庭では、これから家を建てる方や、転勤などで住まいが変わる可能性もあると思います。

そこでおすすめしたのが、「災害リスクを減らせる地域を選んで住む」という意識です。

  • 洪水が起きやすい地域ではないか?
  • 土砂災害の危険性はあるか?
  • 津波の被害が最も大きいのは府内ではどこか?
  • ハザードマップで確認したことはあるか?

もちろん完璧な安全地帯はありませんが、「災害に強い地域を、選ぶ意識を持つこと」は誰にでもできる備えです。

完璧はムリ!でも出来ることから

ソファに倒れ込む女性

ただし、どんな場所でも避けられないのが地震
地震に対しては、家具家電の固定がとにかく重要です。

  • 冷蔵庫には突っ張り棒で固定
  • 電子レンジやテレビには耐震ジェルマットで固定
  • 頭上には重い物を置かない
  • 照明は「ガラス製」は避ける

これらはほんの少しの準備ですが、発災の瞬間、ママ自身がケガをしないための「命を守る準備」でもあります。

つい「子どもを守らなきゃ」と思いがちですが、
まず守るべきは、“子どもを守る大人である自分”の命です。

ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、地震の瞬間、家電が倒れてこないだけで助かる命があります。
この準備は、ママと子どものどちらの未来も守る「防災お片づけ」の第一歩です。

バッグの中にも小さな備えを常備しよう!

防災グッズの使い方を紹介している親子向けワークショップ

セミナーでママたちに見ていただいたのは、防災リュックではなく「バッグインバッグ」の備えでした。

防災リュックの他に、日常のバッグにも小さな備えを入れておくと安心です。
普段使うバッグを替えても、常に最低限の防災グッズが入っていれば、出先でも役立ちます。

たとえばこんなアイテムがおすすめです。

  • モバイルバッテリー
  • 携帯トイレ
  • ホイッスル
  • マスク(子ども用・大人用)
  • 絆創膏や常備薬
  • 小型LEDライト
  • 長期保存できるお菓子(えいようかん等)

完璧を目指すよりも「できるところから」「少しずつ」備えていくことが長続きのコツです。

参加者の声が励みになりました

セミナー後には、たくさんの素直な感想をいただきました。

避難場所って、意外に家の近くじゃないと知ってびっくり

今日からまず靴とヘルメットをそろえます

防災って、家の住む場所から考えた方がいいんですね

なかでも印象的だったのが

子どもと一緒に逃げるには、ママが落ち着いていないとダメですよね

という一言!
そうなんです。
ママが「安心できる準備」をしていることで、子どもは安心して、落ち着いた生活ができるんです。

防災準備は、家族の心の安定にもつながるのです。

「私にできることから」で、家族を守る力になる

モノを動かして、部屋の整理をしている様子

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
防災は、特別な人のためのものではありません。
今ここに暮らすあなたと、あなたの子どものための“日常の延長”です。

「うちも何か始めようかな」
「床のモノを減らさなきゃな」
気になっていたことを、と感じていただけたら、どうか今日から、“できることをひとつ”やってみてくださいね。
その一歩が、あなたの家族を守る力になります。

もっと「安心を備えたい」方のために

防災をテーマに親子で参加するセミナーの様子

日常の備えにプラスして「ホームファイリング®︎」を導入することで
いざ!」「もしも…」の時に備えることができます。

  • 我が家の「地震保険」書類がすぐ出せる
  • 避難場所やハザードマップがすぐわかる
  • 停電でも対応できる!トイレや給湯器の取説保管

大事な書類が秒で出てくることで、防災対策にもなり、家計管理にもなり、終活にもなります。いつ始めても有益なのが「ホームファイリング®︎」です。
今年は新たに「ホームファイリング®︎初級講師」の資格をとり、ますます活動に燃えている私です。


訪問でのサポートは随時お受けしていますし、オンラインサポート講座も毎月開催予定&リクエスト募集をしています。
あなたの「安心できるお家づくり」の、一歩を踏み出すお手伝いをさせてくださいね。

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