堺市堺区在住・整理収納アドバイザーの
津梅(つばい)ふみえです。
アドバイザー歴4年目。お片づけサポートや、セミナー開催の活動をしています!
Instagram・Xでも発信中 ♪津梅さんのプロフィールはこちら
3回継続の訪問サポートプランをご依頼いただいて、1回目の訪問サポートに伺いました。
「子どもが走り回れるようなリビングにしたい」とご希望のクライアント様のお宅で、4時間の作業です。
40代ご夫婦+幼児(4歳・2歳の息子さん)2人
分譲マンション2LDK
今のお悩み
リビングにおもちゃが溢れてしまい、ダイニングテーブルも書類とモノでいっぱいです・・・
家族みんなが過ごすリビング・ダイニングには、1番よく使うモノを、優先して収める必要があります。
まだ月齢の小さなお子さんのおもちゃ収納の場合は、保護者の想いで「与えたいおもちゃ」を選んであげてくださいね。
リビングのお困りの状況
テレビの前の3畳ほどのスペースが、お子さんのいつも過ごす「おもちゃで遊ぶ場所」のため、使っているおもちゃがたくさんあります。
まずはおもちゃを収めるために、リビングのテレビボードの中を整理します。作り付けのテレビボードで、とてもスタイリッシュです。
この家具は動かせないので、このまま「よく使うおもちゃ」を優先して収納します。最初に中に入っていたのはこちらです。
- 見ていないDVD
- DVDデッキ
- 結婚記念アルバム
- 結婚式のウェルカムボード
- プレゼントされたキャラクター人形
こうしてみると、今の時点で、ここで使用するモノはありません。ほとんどが、引っ越してきた時に収納して、そのまま「なんとなく入れたまま」になっていた思い出の品です。
次に、この場所で使う「お子さんが最近よく遊んでいるおもちゃ」を選んでもらいます。
この場所で遊べるおもちゃの数
=収納ができる量(適正量)
このことを忘れずに、プレゼントの時も意識が大切です。1つ与えたら、1つ減らすこと。大人がこの気構えでモノの管理をすることで、子どもにもルールが伝わっていきます。
- 結婚式の記念品は「メモリー」として、クローゼットに移動
- おもちゃを全部出して、置きたいおもちゃを月齢に合わせて選ぶ
- 本は別の場所に、本を片づける場所を作って、お片づけ育をする
リビングのBEFORE→AFTER
⬇️
- 棚の中の「思い出の品」は別場所で管理
- 「今使っているモノ、気に入っているモノ」だけにする
- テレビの横を仮置きスペースにしない、
- クッションフロアは安全性のためにも、遊び終わったら空けるようにおもちゃを納める
溢れているモノを収納に納める、モノを減らす(=整理)ことで前進します。
ダイニングのお困りごと
ダイニングスペースもお困りだった為、ヒアリングをしながら進めます。
- 書類を山積みに、ちょい置きしてしまう
- どこへ片づけたら良いか、行き場がない
- 要るモノと要らないモノの、判断が分からない
- 積まれた書類が山になり、家族が揃って食事につけない
上に載っているモノを全て確認しながら「不要なモノ」をとり除く作業をします。そして「できるだけ近くに、書類の行き場を作る」のが、散らかりを防ぐポイントです。
- 左のボックス:「家計簿につけたいレシート」を入れる
- 真ん中に子ども関係:「診察券ボックス」「名刺ファイル」「子ども連絡帳」
- 右に立てた本:子ども医療、手帳、よく見るレシピ本、生協のチラシ
個人的には【生協のチラシ、注文書】は利用されている方にとっては、毎週の悩みになるので、固定の位置を必ず作るのがおすすめです。
「1番右側に立てる!」とルールをお伝えしましたが、ボックスで仕切って「チラシのお部屋」として、出し入れしやすくしたいですね。
ダイニングのBEFORE→AFTER
⬇︎
ダイニング背面のカラーボックスの中のおもちゃを整理して、ダイニングで使用する書類が入れられるようにしています。
「未チェック」の一時保管スペースを作るだけでも、ダイニングの散らかりを防ぐことができますよ!
この日、山積みになっていた紙類は全て分類できましたが、この先も使いやすくするためには、書類の行き先をしっかり決めて、ゆとりのあるスペースを作ることがおすすめです。
私は【ホームファイリング®︎】という、家庭の書類を一元管理する方法の導入をオススメし、サポートしています。
一生書類に困らない、リバウンドしない管理方法を、多くの人に実感してもらいたいです!
お片づけの心構え
リビング・ダイニングは、家族みんなが集まる場所だからこそ、モノも集まってきます。「すぐ使いたいから」と何でも置くと、スペースがモノで埋められてしまいます。
モノの情報で目が疲れて、脳も体も疲れてしまうのです。
家族がそろって食事するダイニングテーブルは、団欒のために必要なスペースです。
「ここだけは!」とモノを置かずに死守する気合い
をもってもらえればと思います。
モノを捨てることは最初は戸惑いがありますが、モノが減って過ごしやすくなることを体感すると「自分にとって必要なモノ」をしっかり選ぶことができるようになります。
最初の一歩が踏み出せない方は、初回の単発サポートで「エンジンをかけるお手伝い」をさせていただきます!
お客様のご感想
終了後にご感想をいただきました。Yさん、掲載許可をありがとうございます!
一人だと、最終整理がつかずに突っ込んでしまい片付きませんでした。でもたった4時間で全然違う風景になってびっくりです!
夫はこんなに整理されるなら、時間をお金で買うことは無駄ではないと言ってくれるし、子供は広くなった部屋を見て大喜び。
全てがハッピーになれました!
子どもたちは「あの先生すごいな!」と^ ^
広くなったリビングで、久しぶりにボードゲームを思いっきり広げて、家族で楽しむことができました♪
ご感想をありがとうございます!
子どもたちの為に!と一念発起されたYさんのお宅を、一緒に片づける事は楽しくやり甲斐のある仕事です。引き続きよろしくお願いします!
Yさんのサポートは単発ではなく、次回があるおかげで「今日移動したモノも、次回に考えながらより良くする」と作戦を一緒に立てられます。生活は家の中で繋がっているので、一部分で終わらずに、継続でサポートをさせてもらえると、最終的にみんなハッピーです♪
サポート記事は、次回に続きますね!