堺市中区深井の新築注文住宅を販売するモデルハウスにて、お片づけセミナーを依頼されて、2日間のイベントに参加しました。
1日目のセミナー:「書類整理」▶︎詳細記事はこちら
2日目のセミナー:「防災備蓄」◀︎今この記事
親子一緒、夫婦や家族で無料で参加ができて、学びを共有できる機会になりました。
日曜日の方が、モデルハウス来場者さんも多く、参加される方も計8名となりました。
2024年はお正月から地震もあり、防災については皆さん関心も高く、熱心に聞いてくださいました!
イベントの詳細
大阪府堺市は古くからの文化や古墳遺跡もありつつ、大阪市近隣の都市として活気のある地域です。
そのため「子育て世代のホームタウン」として、新築物件の需要も多いです。
今回のイベントは、株式会社大忠建設様とのコラボで、新モデルハウスオープン記念として開催しました。
6月8日土曜:書類のお片づけで家計を把握!紙を制して安心のライフプラン
6月9日日曜:家の安全な場所は〇〇!子どもと準備したい防災の備え
新築住宅は「希望を詰め込んだ夢のマイホーム」ですが「安全で安心」な間取りについての意識こそ、この日本では不可欠だと思いませんか?
「夢」というふわふわした言葉ではなく、家族を守る防災対策をイメージして、現実的な間取りや必要なスペースを準備してほしいと願い、このセミナーを構成しました。
私が開催したセミナーの概要はこちらです。
- 開催場所:堺市中区畑山町
- 開催時間:①10:00〜 ②11:00〜
- 参加費用:無料
- 参加方法:大忠建設【HOUSECODE】のLINE予約、またはお電話0120−477−490
堺市中区畑山町モデルハウスへのアクセス
場所
〒599-8248 堺市中区深井畑山町239ー2
最寄駅
南海高野線【深井駅】徒歩12分
駐車場
モデルハウス内にて駐車場完備
セミナーはお子さん連れの方が多いため短めに、計40分間のプログラムです。
以下のような時間配分で行いました。
・本編:30分間
・質疑応答:10分間
「防災備蓄セミナー」は、午前に2回の開催を予定して、希望する方にご参加をいただきました!
工務店スタッフさんが、お連れのお子さんを隣のリビングで見守るそばで、保護者さんは「新築に必要な知識」を無料で学べます。
綺麗なモデルハウスにいながら「我が家だったらどんな家を?」と具体的に家族で考える時間になりました。
安全な家に!子どもと準備したい防災の備え
家を建てることは人生の一大イベントであり、多くの人にとって「失敗したくない買い物」ですね。
ほとんどの人が「住宅ローン」を組んで物件を購入するため、その家庭の収入に合った予算立てが大切です。
予算は気になりつつも…
・吹き抜けのカッコいい玄関!
・セカンドリビングになるベランダ!
・高機能なユニットバス!
夢が膨らむ「映える」スポット作りを「一生に一回だし、後悔したくない!」と思って検討すると思います。
(…我が家ですか?もちろん検討して、予算の都合で諦めました笑)
今回の「防災備蓄セミナー」は、映えないけれど必ず覚えておいて欲しい「防災意識や、家庭ですぐにできる防災対応」についてお話ししました。
防災備蓄とは?
「ローリングストック」という言葉を、よく聞く機会が増えましたね。
ローリングストックとは、普段食べている食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品を家庭で備蓄しておく方法。
災害時に備えるカンタンな備蓄方法として、消費者庁も推奨。(農林水産省HPより抜粋)
防災は特別に準備すること、という意識が強くある場合もありますが、日本では「日常的にするべきこと」です。
お片づけは、防災ととても親和性があるため、私もしっかり勉強している分野です。
防災の基本ポイント
一口で「防災」と言っても、やり始めたらキリがないほど、備えるべきことは沢山あります。
お伝えしたいことをセミナーでギュギュッと絞って、お話したポイントはこちらです。
- 時間軸で備える
- 住む場所で備える
いつ起こるか分からない災害に備えるには「いつ、誰が、何を、どこでしているか?」を想像して、1つ1つに合った備えをすることが大事です。
私は整理収納の視点から、家の中で過ごしている時間に注目して、できる備えについてお伝えしました。
タイトル回収!家の安全な場所〇〇とは?
気になるタイトルの伏字「家の安全な場所〇〇」のタイトルの答えは、セミナーで最初にお伝えしました笑
答えは、玄関です!!!理由はこちら。
- 柱が多く(狭いから)躯体が強く揺れに強い
- 避難経路の確保
- 家具などが少なく頭上の落下物が少ない
家の中にいるときに地震が起きたら「すぐに向かうべきは玄関!」と覚えて、家族と共有すると良いですね。
発災時の避難は、何においても大事です。
先ほどの条件を見ると「狭くてモノが少ないキレイな玄関」が、日本の防災上では理想です。下記のような素敵な(重そうな)照明のある貴族風玄関は、防災の視点からするとマイナスなのでご注意くださいね。
備蓄に必要なスペースづくりは、まずは「今の暮らしで必要な備え」をやってみて、その量を想定する必要があります。
家族分のリュックもヘルメットも、備蓄の水も防災トイレも、リスト化してみて「買ったらこのくらいのスペースが要りそう」という見積もりが欲しいところ。
そしてその「量の見積もり」があれば、新築注文住宅の中に、収納スペースをプランしていけるのです。
マイホーム購入という「家庭の一大事」をきっかけに、夫婦で備蓄管理を共有できるようになれば最高!と、想いを込めてお話ししています。
セミナーのプログラム
30分間のプログラム目次は、こんな感じです。
- 防災がなぜ必要か?意識の共有
- できることを知る(時間と場所で備える)
- タイトル回収クイズ!家の安全な場所は〇〇
- 防災知識の勘違い!机の下に避難するリスク
- 防災リュックの置き場所の作り方
- 時間で備える①
- 時間で備える②
- 場所で備える
- 「片づけピラミッド」の紹介
- 防災備蓄をする必要性について
- みんなでお話し・質問タイム
参加者さんの感想
防災リュックの中身について、アドバイスをもらえました
迷ったら「セットを購入して、カスタマイズ」で良いと知って、出来る気がしました。
これならすぐ出来る!と思える防災対策が参考になりました。
家族で長く住む家だからこそ、安全を第一にしたいです。
子どもに対してどんな準備や声かけが必要か?など参考になりました。
家族の暮らす大事な住まいだからこそ、真剣に取り組める「防災備蓄」のきっかけになったことが、嬉しいです!
やってみよう!防災備蓄と整理収納の第一歩
整理収納には最近「断捨離」や「ミニマリスト」という、モノを多く持たない主義の、印象があるかもしれませんね。
しかしそれは外側だけの見え方で、本質的には「モノを活かして、自分らしく心地よく暮らす」が整理収納の理念です。
防災備蓄はモノをストックして大量に持つイメージがありますが、整理収納の理念に共通して「モノを活かせる量と期限をしっかり管理して、安全を優先して心地よく暮らす」と付け加えても、全く問題ないです。
むしろ整理収納を体得した人には、防災備蓄収納は「次のステップ」であると私は考えて、学んで実践しています。
起業初期に資格として【防災備蓄収納2級プランナー】を私が学んだのも、そういう理由です。
あなたの人生から数時間を、整理収納にいただけませんか?
お片づけを先取りすることで、その後は楽な管理方法で、安全・安心な人生を作ることができます。
どうぞお気軽に、ご相談くださいね!
お片づけセミナーのご依頼はこちら
私たち【整理収納アドバイザー】は、整理収納は人生を変える力がある、と自分の人生から実感しています。
多くの方に「整理収納の力」を伝える機会を、これからも作っていきたいと考えています。
セミナー開催の、ご依頼を私にいただければ光栄です!
お気軽にメール(hello@nijinohaco.com)や、LINEにてご連絡ください。
- 講座内容:ご相談に応じて、プログラムを作成いたします。
- 訪問地域:堺市の自宅から車で1時間ならばOKです。まずはご相談ください。
- 講師料金:各事業者様の、規定額に準じます。
- 会場設備:プロジェクター要、マイク要 ※ない場合もご相談ください。
お問い合わせはLINEが早いです。お気軽にどうぞ!